自動車保険の等級は「節約」につながる 仕組みや割引の活かし方をプロが教えます。

自動車保険は、自動車を運転する為に必要不可欠なものとなっています。

しかし、事故がなければ毎年、高額な保険料を払い続ける、いわばお守りに似た商品です。

高額なイメージの自動車保険ですが、等級を呼ばれる割引があり、同じ車種でも保険料が大きく違ってきます。

今回は、自動車保険の等級について理解し、毎年の節約につなげられる方法を解説していきます。

目次

自動車保険への加入は必要なのか

自動車保険は、

・ 必ず加入すべき自賠責保険

・ 個々で加入する任意保険

2種類に分類されます。

任意で加入する自動車保険は、第三者や物、自分自身、自分の自動車といったあらゆる損害への補償を担うため保険料が一律ではありません。

任意をいう観点から加入していないという人もいます。

しかし、事故があった時の補償を個人負担することを考えれば、任意保険への加入は自動車を運転するものにとって必須です。

保険料の決定と仕組み

初めて自動車保険に加入する時の等級は、6等級からスタートします。

基本は、1年更新で事故がなければ1等級あがります。

この繰り返しで、最高20等級まで割引が設定されています(一部の保険には22等級まであります。)。

それでは、事故のない状態での等級別の割引を一部挙げていきます。(令和元年12月現在)

・ 6等級:19%割引
・ 10等級:45%割引
・ 15等級:51%割引
・ 20等級:63%割引

6等級から10等級の割引になるまでに4年、6等級から20等級になるまでには19年保険を使わないことが条件です。

自動車保険を安く抑えるには「事故を起こさない」ことが保険料を抑えるための基本といえます。

分割払いよりも一括払いがお得

「20等級は安い!」とわかっていても、いきなり20等級まで割り引かれるのは無理ということがわかりました。

そこで、新規加入でも保険料を抑える方法が「保険料の一括払い」です。

保険料の支払い方法には、分割払いと一括払いがあります。

分割払いは5%割増しとなるので、1年間に支払う保険料が5万円とした場合、分割にすればトータル5万2,500円の保険料が必要です。

一括払いはまとめてお金を支払う為に、一時的な出費は大きいですが、1年間を通してみれば、断然一括払いがお得となっています。

セカンドカー割引や等級継承で保険料を節約

自動車保険の等級は、即節約につながるものではありません。

しかし、等級の仕組みや支払方法を知れば年間通しての節約になります。

また、最近では自動車の保有が複数台という家も当たり前です。

2台目の自動車に保険をかける場合、1台目の自動車保険が11等級以上であれば「セカンドカー割引」が適用されます。

本来であれば6等級の19%割引が、セカンドカー割引であれば7等級からの加入が可能で、割引も30%とかなりの節約ができます。

また、10年以内に中断している保険があれば等級を継承できます。

自動車を購入した際には、必ず分割払いと一括払いを比べたり、家にある自動車の保険内容や中断させている保険の有無などを把握し、等級を1つでも高く上げることが、保険料の節約につながります。